ゴルフクラブのグリップ交換方法

シャフトとグリップの下準備

 

 

 

古いグリップとテープがシャフトから取り除けたら、次はシャフトにテープを巻いていきます。

 

 

幅の太いテープを使用する場合には、真直ぐに縦に貼っていくようにし、幅の細いテープの場合は螺旋状に巻いていきます。この時、シャフト端とグリップの端を合せてみて、およそ2センチくらい短い場所からテープを巻いていくようにして下さい。そうすれば、実際にグリップを差し込んだ時にテープがはみ出るようなこともありません。

 

 

テープの巻き終わりは、シャフトの端から1.5センチくらい余らせておきます。テープは長めに巻き、端に余った部分は折り込んでシャフトの中に入れ込んでしまいます。また、テープの端をねじって密封するというやり方もあります。

 

 

続いては、グリップの中に満遍なく溶剤を着けていきます。グリップの片方の穴を手で塞ぎ、その中に溶剤を注入していきましょう。そして、グリップエンドの穴と挿入口を塞いでよく振って、溶剤を満遍なくグリップ内に行渡らせるようにします。こうすることによって、グリップをシャフトに差し込む時に途中で止まってしまう失敗を防ぐことが出来ます。

 

 

今度は、グリップに注入した溶剤をシャフトに巻いたテープにかけていきます。この時に、テープ全体に溶剤がかかるように注意しましょう。下にトレイなどを敷いておき、こぼれた溶剤をそれに受け、テープにかかっていない場所があればそこに再びかけていきます。